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こんにちは! 今回は新型コロナウイルスの、PCR検査との抗原検査の違い等についてです 検査の違いとしては、それぞれ以下のような特徴があります
種類 | 抗原定性検査 | 抗原定量検査 | PCR検査 |
〇内容 | ウイルスの抗原 | ウイルスの抗原 | ウイルスの遺伝子配列 |
〇精度 | 一定以上のウイルス量が必要 | 少ないウイルス量で検出可 | 少ないウイルス量で検出可 |
〇実施 | 検体採取場所で実施 | 検査機関に搬送して実施 | 検査機関に搬送して実施 |
〇判定 | 約30分 | 約30分+検査機関への搬送時間 | 数時間+検査機関への搬送時間 |
それぞれの特徴をあらかじめ知っておくことが重要です 自分が今、どのような対応が必要か知っておくと冷静に対応ができますね 今回は、特徴を踏まえたうえで、以下の内容を説明します ①PCR検査と抗原検査の違い ②薬局で検査が可能に!? ③ワクチン・検査パッケージ制度って何? ④検査の流れ ⑤注意点 ⑥陽性となった場合 上記6点の流れに沿って、説明していきますね♪
PCR検査
【PCR検査】とは、ウイルスの遺伝子情報を増やし、検出する方法です
抗原検査に比べて精度が高く、無症状でもウイルスを検出できます
発症から9日以内であれば、鼻咽頭ぬぐい液だけでなく唾液を用いることもできます
検査機関へ検体を搬送する必要があるため、判定までに時間がかかります
抗原検査
【抗原検査】とは、検査したいウイルスの抗体を用いる方法です
特別な検査機器を使う必要がなく、その場で結果がわかります
抗原検査は、【抗原定性検査】と【抗原定量検査】の2種類があります
抗原定性検査では陽性か陰性かの判別のみを行います
抗原定量検査では結果が数値で示されます 基準値を超えれば陽性、陰性でも基準値に近い場合は、再検査などの判断ができます
一方で、定性検査、定量検査ともに、無症状の場合は感度が低下する可能性があります
確定診断ではないですよ~、と言われるのは上記の特徴が理由ですね
薬局でPCR検査、抗原検査が可能に!
感染症対策とイベントや買い物、飲食店への来店など日常生活の回復を両立が現在の課題です
無症状者のうち、以下の2つの条件が注目されています
・飲食、イベント、旅行、帰省等の経済社会活動を行うにあたり検査が必要
・感染拡大期に感染不安を感じる方
上記の対象者は、PCR検査や抗原定性検査各自治体で無料で実施可能です
自治体に登録申請している薬局も、現在は主な検査実施拠点としてしています
無料の対象は、無症状の人だけですので要注意です!
ワクチン・検査パッケージ制度とは?
PCR検査や抗原定性検査を受け、【陰性の検査結果通知書】を取得できる場合があります
それがあれば、感染リスクが低減するため飲食店の入店やイベント参加が可能となります
厚生省からは以下の文章が載せられています
””飲食店やイベント主催者等の事業者が、入店者・入場者等の利用者のワクチン接種歴又は検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、感染リスクを低減させ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において適応される行動制限を緩和する””
今までは全部ダメ! とにかく自粛! とにかく我慢! こういった対応から徐々に変化しつつありますね
新型コロナウイルス感染症に関する検査について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
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検査の流れ
薬局でのPCR検査、抗原検査を行う際の流れです
自治体ごとに対応の流れが異なる場合もあります
詳細は各自治体ホームページの確認しましょう!
【検査の流れ】
1.検査対象の確認
自分が無料検査の対象になるか確認します
濃厚接触者、発熱などの症状がある方は、医療機関を受診しましょう!
上記の場合、基本的に無料検査の対象外です
2.検査場所の確認、予約
都道府県や市のホームページから、【無料検査実施場所一覧】検索し、検査場所を確認しましょう
ほとんどの場合、予約が必要なケースが多いです 事前に電話相談しておきましょう
3.検査申し込み
検査施設において、所定の申込用紙を記入します
本人確認のため、マイナンバーカード、運転免許証、保険証なども持参しましょう
管轄の保健所に情報提供するとともに、指示に従うよう促されます
これは、アプリをダウンロードするよう勧められる等、様々な対応があります
4.検体採取
検査事業者(検査管理者)が立ち会いの下、原則として本人が検体(唾液や鼻腔ぬぐい液)を採取します
5.検査結果の通知
PCR検査では検体を店舗より検査機関へ郵送します
そのため、翌日以降にメールや電話等により結果が通知されます
抗原定性検査では通常15~30分程度で結果が出ます
注意点
①検査無料の確認
地域によって無料となる要件が異なる場合があります
各自治体のホームページで詳細を確認しましょう
②偽陰性の可能性
無料検査で陰性となった場合でも、感染の可能性はあります 感染防止対策は継続して行いましょう
③【検査結果通知書】と【陰性証明書】の違い
無料検査によって発行される陰陽性の「検査結果通知書」は、「陰性証明書」とは異なります
【陰性証明書】が必要な場合には、医療機関を受診しましょう
検査で陽性が判明した場合の対応
無料検査は確定診断ではありません
まずは自治体の受診・相談センターに電話連絡をしましょう
陽性が判明した場合、医師による診察・検査を受ける必要があります
受診・相談センターへの電話では、無料の検査結果が陽性のため、確定診断を受けたい旨を伝えます
また、感染拡大を防止する観点からも、周囲に感染させないよう注意します
おさらい
①PCR検査と抗原検査の違い
②薬局でPCR検査、抗原キットの購入が可能に!?
③ワクチン・検査パッケージ制度って何?
④検査の流れ
⑤注意点
⑥陽性となった場合
今回は上記6点についてまとめました!
PCR検査については、薬局は申請書類が必要です
対応している薬局かどうかは、事前に確認しておきましょう!
それでは今回もお付き合いいただき、ありがとうございました! お名前.com